「関西屈指のリゾート地」として、国内外から人気の兵庫県淡路島。
淡路島たまねぎやうずしおクルーズのほか、広大な自然を活かしたテーマパークや施設もたくさんあります。
なかでも、「淡路島モンキーセンター」は野生のニホンザルが仲良く穏やかに暮らしている様子が見られる人気のスポット。
この記事では、淡路島モンキーセンターの見どころやアクセス、そして周辺の観光スポットを紹介します!
淡路島モンキーセンターとは
淡路島モンキーセンターには、野生のニホンザルがおよそ350頭暮らしています。
サル達は敷地内にずっと定住しているわけではなく、朝9時ごろに山からセンターへ降りてきて餌場で食事をし、夕方に山奥へ戻っていきます。
野生のサルというと、凶暴なイメージをもつ方もいるかもしれませんが、淡路島モンキーセンターに訪れるサル達はとっても穏やか。
ここにいるサルは「淡路ザル」と呼ばれ、他の地域のサルと比べて性格はおとなしく、ボスを中心に互いを思いやりながら仲良く暮らしているのが特徴です。
【淡路島モンキーセンターの見どころ】
季節で異なる淡路ザルたちの姿
淡路島モンキーセンターのサルたちは、季節によって山から降りてくるタイミングや行動が異なります。
例えば、8月は赤ちゃんがたくさん見られる時期で、大人のサルたちは暑さでぐったりしていても子供たちは元気いっぱい。
餌場に来ている鹿と水場でじゃれあっている様子も見ることできます。
9月~10月は山の奥に採食に行くため、淡路島モンキーセンターではあまりサルの姿が見れないことも。11月を過ぎると少しずつ戻ってくるので、気長に待ちましょう。
淡路ザルのボスから学べる?!理想のリーダー像
一般的なボスザルは、体の大きなサルが力で群れを率いるイメージがありませんか?
淡路ザルのボスザルは、それとは違います。
淡路ザルたちは、子ザルや体が不自由なサルがいたら、山に移動するときにはスピードを落としてフォローしあったり助け合ったりするよう促します。
そのような集団生活のなか、皆が一員となって暮らせるように配慮ができると仲間から信頼を得たサルがボスザルと認められます。
毎日サルたちの様子を見ている飼育員さんは、どの子がボスなのかがわかるそう。
ぜひ実際に訪れてみて、淡路ザルたちの関係性を探ってみてください。
淡路島モンキーセンターへのアクセス方法
淡路島モンキーセンターは、淡路島南部にあります。
「洲本バスセンター」から上灘・沼島線のバスに乗って50分ほど。
海沿いを南下していくルートのため、車窓から大阪湾の美しい景色を楽しめますよ。
淡路島モンキーセンター 住所:兵庫県洲本市畑田組289 TEL:0799-29-0112 営業時間:9:30~17:00(季節によって変動) 定休日:水曜・木曜(祝日・年末年始は営業) ※9月・10月は山奥へ移動するため見学不可。営業可否はHP要確認。 HP:https://monkey-center.jp/ |
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