【京都から天橋立】アクセスが良い交通手段は？時間と価格を徹底比較

2024-06-03

国内外から多くの観光客が訪れる京都市内から約2時間。京都北部エリアに知る人ぞ知る名所「天橋立」があります。

天橋立は、日本三景のひとつで龍にまつわる言い伝えが残されていることから、辰年の今は開運スポットとして注目されています。

そこで今回は、京都から天橋立に行く方法やかかる時間を徹底解説します！

京都から天橋立へのアクセス

【京都→天橋立駅への交通手段　比較表】

	高速バス	電車（特急）	車
所要時間	2時間15分～	2時間～	1時間30分～
値段	3,100円～	4,000円～	3,200円～
乗換回数	乗換0回	乗換0回	–

正確な値段や所要時間は時期や時間帯で変わるため、上の表は大まかな目安として参考にしてください。

京都から天橋立は、どの交通手段を使ってもだいたい2時間前後で天橋立に行けます。
時間を重視するなら特急列車か車がおすすめですが、高速バスなら乗ってしまえば乗り換え不要で気軽なうえ、値段もお得です。

では、それぞれの詳細を見ていきましょう！

高速バスで京都から天橋立に行く

京都からは、丹後海陸交通が運行する「丹海高速バス」の京都線が利用できます。
1日に5本の往復便があり、所要時間は2時間ほど。

高速バスの時刻とチケット購入方法

京都駅から天橋立駅までの高速バスは、1日5本運行しています。

第1便：京都駅7:20発→天橋立駅9:25着
第2便：京都駅9:00発→天橋立駅11:05着
第3便：京都駅12:25発→天橋立駅15:00着
第4便：京都駅16:20発→天橋立駅18:25着
第5便：京都駅18:20発→天橋立駅20:25着

天橋立駅までの運賃は3,200円ですが、繁忙期には＋200円になります（お子さんは半額）。
高速バスは全席指定席なので、窓口か電話、インターネット、コンビニなどで事前に乗車券を購入する必要があります。

Web予約→専用サイト
電話予約→0120-15-8814（9:00～18:00／年中無休）

高速バス乗り場

京都駅　バス乗り場MAP — 引用：https://www.tankai.jp/highwaybus/

京都駅の天橋立方面への高速バスは、京都駅中央口を出たC2乗り場から。
京都駅中央口を出るとすぐにバスターミナルがあるので、比較的わかりやすいでしょう。

ただ、C2のりばには天橋立方面以外に向かうバスも止まるので、バスの行き先を間違えないように注意しましょう。

高速バスはトイレ・Wi-Fi付きで快適！

高速バス車内 — 引用：https://www.tankai.jp/kyotoline/

高速バスはトイレ付きでサービスエリア休憩もあるため、長時間の移動でも安心です。
車内ではフリーWi-Fiが利用でき、充電用のUSB電源もあるので利便性もGOOD！

電車で京都から天橋立に行く

京都から電車で天橋立駅まで行くには、2つの行き方があります。
乗り換えの駅や乗りたい列車に合わせて選んでみてください。

①【特急はしだて】乗り換え不要で楽々！

特急はしだては、京都から豊岡方面へ向かう特急列車です。
京都駅から天橋立駅までは1日4本運行し、所要時間は2時間ほど。

はしだて1号：京都駅8:38発→天橋立駅10:45着
はしだて3号：京都駅10:25発→天橋立駅12:35着
はしだて5号：京都駅12:25発→天橋立駅14:33着
はしだて7号：京都駅14:25発→天橋立駅16:39着

料金は、普通席指定席利用で4,790円です。ただ、閑散期には－200円、繁忙期には＋200円と変動します。

②【特急まいづる】舞鶴観光もできる

天橋立に行く前に、海鮮市場で有名な「道の駅舞鶴港とれとれセンター」にも行ってみたい！という方は、最寄りの西舞鶴駅を経由する特急まいづるの利用がおすすめ。

特急まいづるは京都から東舞鶴方面に向かう特急列車です。

京都駅から西舞鶴駅までは1日8本運行し、所要時間は1時間半弱で行けます。
そして西舞鶴駅から天橋立までは丹後鉄道宮舞・宮豊線の普通列車利用で40分ほど。

料金は、特急まいづるの特急・指定席込みの運賃が3,420円。そして京都丹後鉄道の乗車券は650円なので、合計4,070円です。

【天橋立観光に役立つTIPS】お得な切符情報

「天橋立エリアや京都丹後鉄道沿線の観光を存分に楽しみたい！」という方は、京都丹後鉄道が出している「企画乗車券」の利用がおすすめ。

天橋立の観光船や傘松公園のケーブル・リフト、伊根湾めぐり遊覧船などを自由に乗り降りできるお得な切符があるので要チェックです！

京都丹後鉄道ワンデーパス

天橋立　ワンデーパス — 引用：https://trains.willer.co.jp/planned_ticket/

丹後鉄道線、略して「丹鉄線」内の普通列車・快速列車・特急列車（普通車指定席＆自由席）が、1日自由に乗り降りできるワンデーパスです。

丹鉄線には、以下のように京都北部をぐるっと周遊できる3つの路線がある点が魅力です。

ワンデーパスを購入しておけば、乗車のたびに切符を購入する必要もないので大変便利ですよね。ただ、特急丹後あかまつ号は乗車整理券が必要になります。

そして、観光客が増える春休み・夏休み・冬休み時期は利用できないので注意！

京都丹後鉄道ワンデーパス
料金：大人2,500円　小児1,250円
（利用NG：4/25～5/10 ・ 8/10～8/20 ・ 12/20～翌1/15）

海の京都天橋立・伊根フリーパス 1Day・2Days

天橋立フリーパス — 引用：https://trains.willer.co.jp/planned_ticket/

こちらは、京都丹後鉄道の全区間の普通列車、快速列車、特急列車（自由席）が利用できるだけでなく、天橋立エリアの観光も楽しめるフリーパスです。

天橋立観光船に乗って天橋立を渡り、「股のぞき」で有名な傘松公園から天橋立の姿を楽しんだ後は、船から伊根の舟屋を眺めるという定番コースを気軽に楽しめます。

フリーパス購入特典として、登山バスの往復料金や天橋立レンタサイクルの利用料金が安くなるというメリットも！

海の京都天橋立・伊根フリーパス 1Day・2Days
（内容）
天橋立観光船の乗船券
傘松公園のケーブルカー＆リフトの利用券
伊根湾めぐり遊覧船の乗船券
（金額）
1Day：大人3,550円　小児1,780円
2Days：大人4,550円　小児2,280円
（購入特典）
登山バス　往復　大人720円→400円
天橋立レンタサイクル　1時間400円→200円

このほかにも、北近畿エリアで路線バスや鉄道が3日間乗り放題の「4社パス（愛称：幸福パス）」や、週末の家族旅行に使える「家族お出かけきっぷ」もあります。

詳しくは、京都丹後鉄道の該当サイトをチェックしてみてください！

車で京都から天橋立に行く

京都から車で天橋立への所要時間は次のとおり。

【車で京都から天橋立に行く方法】
①京都縦貫自動車道で綾部JCT→宮津天橋立IC：約70分
② 宮津天橋立（文殊エリア※）→天橋立（府中エリア※）：約20分
③ 天橋立（府中エリア）→伊根：約20分
※「文殊エリア」：天橋立駅側。智恩寺や天橋立ビューランドがある方
※「府中エリア」：天橋立を渡って傘松公園や成相寺がある方

渋滞していると、京都から天橋立に行くだけでも2時間近くかかることがあるので、時間に余裕をもって出発しましょう。