【大阪から天橋立】アクセスが良い交通手段は？時間・価格を徹底比較

2024-06-21

日本三景の一つ「天橋立」。日本の伝統文化と自然の景観が素晴らしく、国内外で注目を集めている観光スポットです。また、龍にまつわる伝説が残ることもあって辰年の今は開運スポットとしても人気が高まる予感！

そこで今回は、大阪から天橋立に行く方法と所要時間、そして費用を徹底比較します！

文末には、天橋立の観光に役立つお得な切符情報や、天橋立の駐車場についても紹介しています。
ぜひ、天橋立への旅行に役立ててくださいね！

大阪から天橋立へのアクセス

大阪エリアから天橋立に行くには、高速バス、電車、車の三つの行き方があります。

それぞれの所要時間はおよそ2〜3時間ほどで、料金は約3,200円～5,500円です。
以下に比較表を載せたので、目安として参考にしてください。

【大阪→天橋立駅への交通手段　比較表】

	高速バス	電車（特急）	車
所要時間	2時間50分	2時間30分～	2時間～
値段	3,200円～	5,500円～	3,200円～
乗換回数	乗換0回	乗換1回	–

高速バスで大阪から天橋立に行く

大阪エリアから天橋立に向かう高速バスは、大阪（阪急梅田）から新大阪、そして大阪空港を経て、宮津・天橋立インターや宮津駅、丹後エリアまで運行します。

高速バスの時刻とチケット購入方法

運行時刻は以下3本。

101便：大阪9:30発→天橋立駅12:18着
102便：大阪13:20発→天橋立駅16:07着
103便：大阪18:10発→天橋立駅20:57着

1日3本と本数は少なく2時間40分ほどかかるものの、乗り換え不要なうえ3,000円前後で行けるので、安さと手軽さを重視したい方におすすめです。

ちなみに、大型連休などの繁忙期は＋200円になります。
高速バスは全席指定席なので、窓口か電話、インターネット、コンビニなどで事前に乗車券を購入する必要があります。

Web予約→専用サイト
電話予約→0120-15-8814（9:00～18:00／年中無休）

高速バス乗り場

大阪市内から天橋立行きバスに乗る場合は、「阪急高速バス大阪梅田ターミナル」から乗車します。
また、新幹線で新大阪に行き、そのまま天橋立に向かいたい場合は新大阪駅近くの高速バスターミナルから乗車できます。

高速バスはトイレ・Wi-Fi付きで快適！

高速バス車内 — 引用：https://www.tankai.jp/highwaybus/

高速バスはトイレ付きでサービスエリア休憩もあるため、長時間の移動でも安心です。
また、バスにはフリーWi-Fiや充電用のUSB電源等もあるので、乗車中に長編映画を楽しむのもいいかも。

電車で大阪から天橋立に行く

大阪エリアから天橋立に行くには、特急列車を利用するほか、観光列車や在来線を利用する方法があります。

①【特急列車】定番！大阪から天橋立に行く

特急列車で大阪から天橋立に行くには、福知山で乗り換える方法と京都で乗り換える方法があります。

【特急列車で行く方法】
・大阪駅→京都駅→天橋立駅【2時間54分／5,790円】
・大阪駅→福知山駅→天橋立駅【3時間10分／5,170円】
※一例

京都で乗り換える方法

大阪から京都へは快速列車を使えば30分ほどで行けます。

京都から天橋立までは特急はしだてを使って、約2時間。
京都から天橋立へは1日4本運行しているので、特急列車の時間に合わせて大阪から京都に向かうと良いでしょう。

丹後鉄道の特急列車の時刻や乗り継ぎ方法、料金を一覧で確認したい場合は、このサイトを活用してみてください。

福知山で乗り換える方法

大阪から福知山へは特急こうのとりを使い、福知山から天橋立には特急たんごリレーか特急はしだてを利用します。

大阪から福知山へ向かう特急こうのとりは、1時間に1本の間隔で運行、福知山から天橋立に向かう特急たんごリレーか特急はしだても1日8本運行しています。

福知山は、明智光秀が築城した福知山城や天岩戸神社といった名所のほか、「肉の町」「スイーツの町」としても有名です。福知山の歴史とグルメをたっぷり堪能してから天橋立へ向かうのも良いですね。

②【観光列車】移動時間をグレードアップ！

観光列車に乗ってみたいという方は、丹後観光列車「くろまつ号」がおすすめ！
くろまつ号とは、レトロな車内の雰囲気のなかで豪華なコース料理と雄大な景色を楽しめる京都丹後鉄道の高級レストラン列車のことです。

2024年4月1日～9月30日のコースでは、金・土・日・祝のみ「モーニングコース・ランチコース・スイーツコース」の3つがあります。

それぞれルートや時間、コースの内容、料金が違うため、ニーズに合わせて選んでみるのも楽しいでしょう。

引用：https://www.oekankou.com/

途中停車する大江駅では、名物の鬼をモチーフにしたお土産店に寄り道できます。ユニークな鬼グッズもたくさん売られているので、ここでしか買えないお土産をぜひ。

観光列車では、丹後鉄道線ならではの絶景ポイントも通過し、撮影しやすいように徐行運転してくれる計らいも。移動時間も存分に楽しみたい方にピッタリですよ。

③【在来線】安さ重視で最大2,500円お得！

できるだけ交通費を浮かしたいという場合は、特急を使わず在来線のみで大阪から天橋立に行く手もあります。その場合、時間や乗り換え回数が増えるものの、料金は特急列車を使う場合と比べて、最大2,500円お得に。

例えば、京都・園部・綾部・西舞鶴それぞれで乗り換えると、所要時間は3時間50分で料金は3,290円です。途中の乗り換え駅でも観光スポットはたくさんあるので、寄り道しながら旅を楽しみたい方におすすめ！

ちなみに、5人以上で旅行する場合や1人で5日間以上の旅行を予定しているなら、青春18切符を利用するとお得です。青春18切符とは、JR線の普通・快速列車の自由席、BRT（バス高速輸送システム）および、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできる切符です。

1人で5日間、あるいは5人で1日間、この切符があれば12,050円でJRの全駅を自由に乗り降りできるため、往復料金を考えると結果的にお得になる場合も。

時期によって購入できる期間があるので、旅行する時期に合わせてHPをチェックしてみてください。

青春18きっぷ
【料金・利用可能期間】
料金：12,050円（大人子供同額）
1人で利用する場合：有効期間5日間
5人で利用する場合：有効期間1日間

【利用可能な交通機関】
・JR線グリーン車✕（普通列車グリーン車自由席に乗車する場合は別途グリーン券購入で乗車可
・JR線普通車指定席△（乗車券部分のみ有効のため、別途指定席料金券が必要）
・JR線普通車自由席〇・BRT（バス高速輸送システム）〇
・JR西日本宮島フェリー〇
※列車・バス利用に関する注意：伊勢鉄道線や京都丹後鉄道線など、JR線以外の路線や、JRバスは別途料金必要。

【発売場所】
・「きっぷうりば」がある駅及び、サポートつき指定席券売機設置駅
・「きっぷうりば」がある駅及び、サポートつき指定席券売機設置駅周辺の主な旅行会社の支店・営業所

【注意】
・大人も子供も同額のため、子供1人でも各1回（人）分と計算。
・全員が同一行程で旅行する場合に限り、グループで使用可能。
・乗車日の変更は有効期間開始前または有効期間内かつ未使用の場合に限り、１回に限り受付。

詳細ページ：https://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/