平安神宮の見どころと周辺の観光スポット

平安神宮

京都の人々の「京都復興」への思いを込めて建てられた「平安神宮」

平安京が建立された京都は、794年から1192年までの平安時代の約400年間もの間、政治や文化の中心地として栄えていました。当時の繁栄や都の美しさを伝えるために建てられたのが、平安神宮です。

この記事では、平安神宮見どころアクセス方法、そして周辺の観光スポットを紹介します。

期間限定で行われる特別参拝についても触れているので、訪れる前に読んで役立ててください。

目次

平安神宮とは

平安神宮

平安神宮は、794年に平安京に遷都してから1100年経ったことを記念し、長年栄えつづけた京都のすばらしさを後の世に伝えるべく、1895年に建立されました。

当時は、明治維新によって首都が東京に移り、京都が衰退している様子が懸念されていました。そのため、人々は京都を盛り上げるべく教育や文化、産業などあらゆる方面で町おこしに奮闘しました。

平安神宮は、当時の人々が伝統を残しつつ、新しい京都へと生まれ変わり発展していくように模索した結果誕生した、象徴的存在とも言えます。

【平安神宮の見どころ】

平安神宮の見どころは、鮮やかな朱色が美しい社殿「大極殿」と社殿を取り囲むように造られた総面積約33,000㎡もの広大な「神苑」です。

大極殿は、天皇の即位といった国の主要な儀式が行われた場所で、左右に建つ白虎楼・蒼龍楼とともに宮廷の雰囲気を楽しむことができます。

また、神苑は有名な造園家が20年以上かけて造った池泉回遊式庭園であり、春はしだれ桜、初夏はカキツバタと花菖蒲、秋は紅葉、そして冬の雪景色と四季折々の趣ある姿が魅力です。

滞在時間目安は、1~2時間ほど。

【期間限定】普段非公開のエリアに特別参拝できる

平安神宮

2024年8月1日~2025年12月29日の間、社殿の塗り替え工事に伴って普段非公開のエリアに特別に参拝できます。

日本最大級の流造※の本殿を間近で見ることのできる貴重な機会です。また、本殿の垣根部分にある鬼門封じ(厄除け)も公開されるんだとか。日本の神社建築期間限定の公開イベントに興味がある方は、ぜひ参加してみてください。

絵馬・記念縁起札も頂けますよ。

※流造:平安時代初期から導入されていた、神社本殿の建築形式。

通常非公開エリアへの特別参拝
期間:2024年8月1日~2025年12月29日
※1/1~1/7、2/2(節分)、3/15、4/15・16、10/15~25、11/22~24、12/25、30、31、6/15(午前の部)、7/15(午前の部)は休止
時間:11:00、13:00、14:00、15:00 所要時間計50分ほど
拝観料:大人2,000円/中学生以下1,000円
申し込み方法:当日、本殿授与所にて受付(団体20名以上は要予約)

※拝観通路はバリアフリー未対応で階段も伴うため、車いすの方や足の不自由な方はご遠慮ください。また、拝観する場所は神聖な場所のため過度に露出の多い服やビーチサンダルなどは避けましょう。

平安神宮へのアクセス方法

平安神宮に行くには、京都駅から市バス電車を利用します。

市バス5・100・110を利用し、約30分ほど乗って「岡崎公園 美術館・平安神宮前」停留所で下車後、徒歩1分で到着します。

電車を利用する場合は、地下鉄東西線「東山駅」で下車し、1番出口から徒歩10分で到着します。

平安神宮
住所:京都市左京区岡崎西天王町97
TEL:075-761-0221
営業時間:6:00~18:00(時期によって異なる。詳細はHPを確認)
HP:https://www.heianjingu.or.jp/index.html

周辺の観光スポット

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