冬本番を迎える今、スキーやスノーボード、雪遊びを楽しみにしている方も多いですよね。
雪といえば北海道や新潟のイメージが強いかもしれませんが、関西にもたくさんゲレンデがあることを知っていますか?
日本最大の湖・琵琶湖がある滋賀県には、絶景を見ながらウィンタースポーツを楽しめるゲレンデがあります。
そこで今回は、毎年いろいろな地に滑りに行っているスキー好きなスタッフが厳選する、おすすめゲレンデを3つ紹介します!
すべてスキーウェアをレンタルできるところなので、大荷物を持ち運ぶ必要も無し。
旅行がてらスキーも楽しみたい!と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【滋賀】グランスノー奥伊吹
グランスノー奥伊吹は、五輪出場選手も利用するコースや技の練習に集中できるスノーパークがあるほか、レベルに合わせて練習できるコースも充実。
また、フードコートが充実していて事前予約で席を確保できるので、大人数や子連れでも利用しやすいですよ。
そして、都心部からの直行バスもあるため車が無くても行きやすいのもポイントです。
初級・中級・上級それぞれのコースが充実
グランスノー奥伊吹には、初級~上級までなんと14つのコースが揃っています。
初級レベルでは、リフトに乗る前に雪に慣れる場所として使えるビギナーゲレンデから、2ラインのリフト運行で移動がスムーズなパラダイスゲレンデなど。
中級では、山間の地形を活かしたアルペンコースや、最大斜度30度を超える圧雪バーンのあるチャレンジコース、そして琵琶湖や北アルプスの大パノラマが望める天狗岩コースなどどれも滑走し甲斐があります。
そして、未圧雪のバーンを滑りたいなら、上級者向けのモンブランコースがおすすめ!
降雪後はサラサラのパウダースノーが体感でき、ときおり天然のコブが現れるなどワイルドな滑りを楽しめます。
さらに、3大会連続で五輪出場を果たしている伊藤みき選手が幼少期に利用していたのが、チャンピオンコース。
平均斜度30度を誇るハードなコブが続くので、モーグルを極めたい方におすすめ。
ほかにも、スノーパークには2~12mまで高さが選べるキッカーや、BOXなどが揃っています。初中級者も入りやすいエリアなので、上級者の技を見ながら練習できますよ。
広大なフードコートがある
グランスノー奥伊吹には、600席もの席数があるレストラン「フードパークピステ」のほか、500もの席数を揃えた広大なフードコートがあります。
本格的な釜で焼き上げたピザやパスタのほか、ガッツリ食べたいときにおすすめな丼もの、こだわりカレー、そしてキッズメニューにスイーツまで幅広いメニューを揃えています。
席探しに時間をかけたくない方は、事前にこちらから席予約もできますよ。
大阪・京都・名古屋から直行バスがある
グランスノー奥伊吹は、大阪からは車で100分、京都からは80分、名古屋からは50分ほど。
電車利用の場合は、グランスノー奥伊吹の最寄り駅であるJR近江長岡駅から奥伊吹シャトルバス(要予約)の利用がおすすめです。
新幹線とシャトルバスを利用して行く場合、大阪発だと1時間半、京都発だと1時間15分、名古屋発だと1時間25分かかります。
電車やバスを乗り継ぐのが大変な場合は、直行で行けるバスツアーがおすすめ。
大阪・京都発着の日帰りツアーで8,500~12,800円です。リフト1日券が付いているので便利ですよ。
グランスノー奥伊吹の料金情報
料金 | 大人 | 中高生 | シニア(60歳以上) | 子供(小学生まで) |
1日券(土日祝日) | 5,900円〜 | 3,500円 | 5,000円 | 3,000円 ※2人目は¥2,000/人 ※3~5人目は¥1,000/人 |
1日券(平日) | 4,700円 | 4,000円 | ||
午後券(土日祝日) | 4,900円〜 | 2,500円 | 4,000円 | 2,000円 ※2〜5人目は¥1,000/人 |
午後券(平日) | 3,700円 | 3,000円 | ||
1回券 | 450円 | |||
回数券(10回) | 4,000円 | |||
キッズパーク&トンネル付き動く歩道 | 1,500円 |
※シーズン券については該当ページを要確認。
日本最大級のラインナップを誇るグランスノー奥伊吹のレンタルウェア。
スキーやスノーボードのウェアやヘルメットなどが4,000セット以上あり、流行のブランドウェアも豊富なので、好みのウェアを見つけられるはず。
事前にWeb予約をしておけば、当日は窓口で受け取るだけでOKという便利さも魅力です。
スキー、スノーボードともに、板やストック、ブーツのセットで大人は4,000円。
ウェアもセットにする場合は、スキー、スノボともに大人は7,000円。グローブや帽子はショップで購入できますよ。レンタルの詳細はこちらのページから。
グランスノー奥伊吹 シーズン営業期間:2024年11月22日~2025年4月13日 住所:滋賀県米原市甲津原奥伊吹 TEL:0749-59-0322 営業時間 リフト:8:00〜17:00 チケット&レンタル:8:00〜17:00 フードコート:8:30〜17:00 フードパークピステ:9:00〜16:00 キッズパーク:8:00〜16:45 トンネル付き動く歩道:8:00〜16:45 HP:https://www.okuibuki.co.jp/ Web予約:https://www.okuibuki.co.jp/web_reserve/ |
【滋賀】びわ湖バレイ
春から秋の間は、絶景ブランコやジップラインなどが楽しめるリゾート地のびわ湖バレイ。
冬には、一面が真っ白に輝くゲレンデに生まれ変わります。
琵琶湖を見渡せる絶景ゲレンデ
びわ湖バレイには、標高1,108mの打見山と標高1,174mにもおよぶ蓬莱山の2つの稜線上、そして琵琶湖の反対側の斜面まで広大なゲレンデがあります。
打見ゲレンデは、最大斜度12度と穏やかでロープウェイ山頂駅から近いため、初心者や子供が利用しやすいコース。
中・上級者におすすめなのが、途中に現れる急こう配が名物のジャイアントコースです。
そしてびわ湖バレイ最長1,400mのコースが、チャンピオンコース。最大斜度28度で着雪が難しい斜面のため、滑れる期間が限られますが地形のユニークさが人気。
どのコースも山上にあるため風が強いものの、その分琵琶湖や山々、そして広大なゲレンデの絶景が楽しめるポイントとも言えます。
アクティビティが豊富
雪遊びが楽しめるゲレンデは多くありますが、びわ湖バレイは雪遊び以外にジップラインアドベンチャーも楽しめます。
雪と琵琶湖を望みながら冬の冷たい空気を滑走する感覚は、スキーやスノーボードとは違った楽しさがあります。
ほかにも、ソリ滑りや雪だるま作りができるスノーランドや、雪上を靴のままスケートのように滑ることのできるスノーフィート、雪が初めての方も楽しめるスノーシュー体験などもあります。
ジップラインアドベンチャーやスノーランド、スノーフィートが利用できるのは、2024年12月28日から。スノーシューは1月中旬以降から利用可能です。
都心部からアクセスしやすい
びわ湖バレイは、車利用で京都からは約40分、大阪からは約1時間40分、名古屋からは約2時間。
連休や週末は周辺道路が混雑して駐車場が満車になるのも早いため、電車やバスの利用がおすすめです。
大阪や京都からはJR志賀駅まで行き、路線バスを利用して「びわ湖バレイ前」下車。
京都からの所要時間は約40分、大阪からは約1時間30分、名古屋からは新幹線も利用すれば約1時間40分ほど。
また、京都・大阪から直通バスも出ているので気になる方はサイトをチェック!
びわ湖バレイの料金情報
【スキー・スノーボードの方 リフト券】(ロープウェイ料金込み)
料金 | 大人 | 小学生 | 幼児(3歳~) |
1日券(土日祝日) | 6,300円 | 4,700円 | 2,600円 |
1日券(平日) | |||
午後券(土日祝日) | 5,300円 | 3,500円 | 2,000円 |
午後券(平日) | 4,300円 | 3,000円 | 2,000円 |
1回券 | 500円(別途ロープウェイ料金必要) |
※年末年始(2024/12/28~2025/1/5)は土日祝料金
【雪遊び・アクティビティ・観光利用の方 ロープウェイ往復料金】
料金 | 大人 | 小学生 | 幼児(3歳~) |
平日・土日祝 | 3,500円 | 1,500円 | 1,000円 |
前売りチケットだと、リフト・ロープウェイともに1,000円以上安くなる場合があります。詳細はこちらから。
また、レンタルではBURTONなどのハイブランドのスキー板やスノーボードを揃えています。
スキー板やブーツ、スキーポールがセットになったスキーセットとスノーボードとブーツがセットになったスノーボードセットは、ともに大人6,000円。
これらにウェア上下セットもプラスすると、大人9,000円です。
レンタルの事前予約が可能なので、スムーズにレンタルしたい方は予約を。
びわ湖バレイ シーズン営業期間:2024年12月21日(土)~2025年3月23日(日) ※スキー営業は12月28日(土)ごろを予定。(積雪状況による) 住所:滋賀県大津市木戸1547-1 TEL:077-592-1155 営業時間 ロープウェイ:8:30~17:00 ※リフトは8:30~16:30 アクティビティ:9:00~16:30の間。アクティビティによって異なる。 ショップ・レストラン:8:10~17:30の間。店によって異なる。 HP:https://www.biwako-valley.com/ Web予約:https://www.kkday.com/ja/promo/biwakovalley |
【滋賀】びわこ箱館山
びわ湖バレイの北部にある、びわこ箱館山。
このゲレンデからも雄大な琵琶湖を一望でき、スキーやスノーボードの初心者から上級者まで楽しめるコースが揃っています。
また、食事目当てで行きたくなるほど豊富なメニューを揃えたレストランや、写真映えする「パフェ専門店LAMP」などおしゃれなスポットもあり。
女性・キッズ・シニア限定のサービスやイベントも頻繁に開催されているので、スキーやスノーボードをしない方や二世帯旅行、女子旅にもおすすめです。
アクティビティやイベントが豊富
びわこ箱館山では、初心者が快適に滑れるコースから、すり鉢状になっていて難易度がUPした中級者向けコース、そして起伏に富んだ上級者向けコースまで揃っています。
そして雪で遊べるプレイゾーンやスノーボードより簡単に遊べる雪板ツアー、ゆったり雪と自然を満喫できるスノーシュー体験ツアーなど、スノーアクティビティも充実。
「雪ってこんなに多様な遊び方ができるんだ!」と新たな発見があるかもしれませんよ。
また、60歳以上の方や女性の利用料金がお得になるシニアデー・レディースデーも設定されているので、その日を狙って行くのもあり。
2024年の1~3月には、ゲレンデでハコちゃん(びわこ函館山公式キャラクター)やウサギを見つけるイベントなども開催されていました。2025年度もどんなイベントが開催されるのか楽しみですね。
家族や親戚、友達などグループで行くと楽しめそうですね。
映えるグルメスポットがある
レストラン「第2ヒュッテ」では、がっつりスタミナを付けられる丼ものからカレー、うどん、たこ焼きなどが食べられます。
また、山小屋風の外観が可愛らしい「カフェレストランLAMP」は店内に無数のランプが置かれ、森のなかのような雰囲気。
ランプの光に照らされてフルーツやチョコレートがキラキラ光るパフェは、思わず写真を撮りたくなる可愛さです。パフェ以外にも近江牛が味わえる食事メニューなどもあるので、グルメもしっかり堪能できますよ。
大阪・京都・和歌山・名古屋から直通バスがある
びわこ箱館山は、車利用で大阪・京都方面からは約70分ほど。
電車とバスを利用するなら、大阪駅発・京都駅発ともに2時間弱で到着します。
また、大阪・京都・和歌山・名古屋からは直通バスツアーもあるので、そちらを利用するのもおすすめ。
びわこ箱館山の料金情報
料金 | 大人 | シニア (60歳以上) | 18才以下 | 幼児 (3歳以上の未就学児) |
1日券(土日祝日・12/29~1/3) | 5,400円 | 4,500円 | 4,200円 | 2,800円 |
1日券(平日) | 4,600円 | 3,700円 | 3,500円 | 2,100円 |
午後券(土日祝日) | 4,900円 | 4,000円 | 3,700円 | 2,300円 |
午後券(平日) | 4,100円 | 3,200円 | 3,000円 | 1,600円 |
プレイゾーン | 無料 | |||
スノーラフティング | 800円(1人1回) |
キッズやシニア、女性がお得になるサービスデーはこちらのページで確認できるので、気になる方は要チェックです!
レンタルでは、スキー(板・ブーツ・ストック)・スノーボード(板・ブーツ)のセットは大人5,000円。これらにウェアも合わせると大人7,500円です。
万が一、用具が壊れたり紛失したりしてしまっても無料で交換できるので安心ですよ(故意や悪質な場合を除く)。レンタル料金の詳細はこちらから。
びわこ箱館山 シーズン営業期間:2024年12月21日(土)~2025年3月23日(日)予定 住所:滋賀県高島市今津町日置前(カーナビ検索「滋賀県高島市今津町日置前4201-5」) TEL:0740-22-2486 営業時間 リフト:8:00~17:00の間で時期によって変動 ※詳細はHP要確認。 HP:https://www.hakodateyama.com/winter/ Web予約:https://www.kkday.com/ja/affiliate/whlb/biwakohakodateyama |
まとめ
今回紹介した3つのゲレンデは、どこもスキーやスノーボードをしっかり練習したい方から雪で思いっきり遊びたい方まで楽しめます。
大阪や神戸といった都心部から直行バスが出ているところや立地が良いところなど、アクセスしやすい点もおすすめ。
六甲山スノーパーク・奥神鍋スキー場・氷ノ山国際スキー場については以下の記事で紹介しているので、気になる方は参考にしてくださいね。
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