毎年、国内外から多くの方が京都へ訪れる紅葉シーズン。
例年では、11月中旬~12月上旬が紅葉のベストシーズンと言われていますが、2024年度は気温が高い日が続いたため、少し遅くなると予想されます。
気象庁によると、京都で紅葉が最も美しく見える日は、例年より1週間遅い12月12日。
見ごろの時期は、だいたい1~2週間ほどなので、今年は長いところだと年末まで紅葉が楽しめる可能性も!
京都にはたくさんの紅葉スポットがあるだけでなく、ライトアップや紅葉の時期に合わせて期間限定で特別拝観が可能になる神社・寺がたくさんあります。
この記事では、主に京都西部の主な紅葉スポットとライトアップ・特別拝観情報を紹介します!

京都西部エリアの特徴は?

京都西部、つまり洛西エリアは、金閣寺や天龍寺のような世界遺産が多いだけでなく、嵐山や竹林の道、嵯峨野トロッコ列車、保津峡の川下りなど、自然も美しさも魅力です。
歴史・自然・絶景・観光列車が好きな方は、絶対に楽しめるエリアでしょう。
それでは、早速このエリアの紅葉ライトアップ&特別限定公開があるスポットを紹介していきます!

仁和寺
▶ライトアップ

2024年10月は、仁和寺を含む京都の17つの神社・寺・城が世界文化遺産に登録されて30周年を迎えます。
秋が深まってきた10月下旬以降には、仁和寺で雲海の演出と紅葉のライトアップがコラボし、より幻想的な雰囲気に。
次世代への文化支援として高校生以下の方は無料なため、この機会にぜひ、ご家族で訪れてみてください。
「仁和寺紅葉雲海ライトアップ」 期間:2024年10月25日(金)〜12月8日(日)の金・土・日・月・祝日 ※但し、11月1日(金)、2日(土)、15日(金)・30日(土)・12月1日(日)を除く 時間:18:30〜21:00(受付:18:00~20:30) 場所:仁和寺 料金:大人2,800円/高校生以下は拝観無料 朱印:夜間限定朱印 1体 500円 ※なくなり次第終了 詳細:https://ninnaji.jp/news/event-9/ |
天龍寺塔頭寺院「宝厳院」
▶ライトアップ
宝厳院には、室町時代の禅僧が作庭した庭園「獅子吼の庭」があります。嵐山の景観を取り入れた広大な庭は、「仏が説法する」という意味が随所に込められています。
夜間拝観ではその「獅子吼の庭」がライトアップされ、昼間とは違った幻想的な光景に変わりします。
2024年度は、宝厳院において初となる書院のリフレクションも見られるんだそう。貴重な機会なので、このライトアップのためだけに京都に訪れる価値あり!
「2024年 秋の夜間特別拝観」 期間:2024年11月15日(金)~12月8日(日) 時間:17:30〜20:30(最終受付:20:00) 場所:宝厳院 料金:大人1,000円/小中学生300円 詳細:https://hogonin.jp/event/index.html#autumn 優先入場チケット:https://ec.travel.jr-central.co.jp/tp/optionalFacilities/6240J15/plans/6240J15-C005418-M006606/detail?specialCode=&lang=ja&utm_source=shisetsu&utm_medium=referral&utm_campaign=yusen_aut24_HP_hogonin |
▶特別限定公開

かつては嵯峨嵐山一体を境内として囲っていたこともあり、このエリアを象徴する存在として崇拝されている天龍寺。
その塔頭寺院の一つが、宝厳院です。
塔頭寺院とは、大きな寺院の敷地内にある独立寺院のことで、もともとは寺院の敷地に建てられた高僧のお墓であり、弟子たちがその周囲に小さな庵を建てて守っていたものです。
宝厳院は、秋の特別拝観期間のみに限定公開されるので、この期間だけに見られる内部や庭園の様子は大変貴重!
「2024年 秋の特別拝観」では、嵐山の豊かな自然を庭に凝縮したかのように美しく芸術的な「獅子吼の庭」 や、障壁画「風河燦燦三三自在」が限定公開されます。
「2024年 秋の特別拝観」 期間:2024年10月5日(土)~12月8日(日) 時間:9:00〜17:00(最終受付:16:45) 場所:宝厳院 料金:大人700円/小中学生300円 詳細:https://hogonin.jp/event/index.html#autumn |
嵯峨野トロッコ列車
▶ライトアップ

毎年人気のコンテンツ、嵯峨野トロッコ列車のライトアップ&イルミネーション。
約1000台の照明が紅葉を照らすなかを列車が駆け抜ける様子は、まさに絶景!
さらに、2024年度はバージョンアップされ「保津川橋梁」では近くを流れる川の上流と下流を見渡せるように投光器を設置。
また、保津川渓谷の見どころの一つ「殿の漁場」ではフルカラーの投光器も設置され、さらにダイナミックな光景に。「殿の漁場」は、昔お殿様が魚釣りを楽しんだところであり、なかには1mを超える鯉もいるんだそう。
期間中は臨時列車も運行するので、より多くの方が嵯峨野と保津川の美しい光景を楽しめますよ。
車両のなかでも5号車の「リッチ号」は、天井がガラス張りで窓が無いため、映える写真を撮りたい方や外の澄んだ空気を感じたい方におすすめ。
「光の幻想列車」 期間:2024年10月12日(土)~12月29日(日) ※運休日(10 月、12 月の水曜日) 時間:16:00~最終列車まで 場所:亀岡駅~嵯峨駅/嵐山駅間料金:乗車券(880円~)のみ 詳細:https://www.sagano-kanko.co.jp/news/704/ 列車の購入:https://ars-saganokanko.triplabo.jp/home |
楊谷寺
▶ライトアップ

京都の西山エリアでは、地域の資源である竹を活用した「竹あかり」によるライトアップイベントが開催されます。
国内外で評価されている竹あかり演出集団「CHIKAKEN」と嵐山の竹林の小径を整備しているNPO法人「京都発・竹・流域環境ネット」が監修し、伝統文化と現代アートを融合させた文化体験イベント「京都西山竹あかり~幻想夜 2024~」です。
このイベントが開催されるのは、西山三山(善峯寺、光明寺、楊谷寺)、および大歳神社。
なかでもおすすめなのが、楊谷寺。楊谷寺では同じ時期に紅葉ウィークも催され、まさに紅葉×竹あかりのコラボレーションが楽しめる貴重なスポットです。
▶特別限定公開

明治時代後期に建てられ、美しい名勝庭園も眺められる「上書院」も特別公開されます。
楊谷寺では、燃えるように赤く染まった紅葉を昼も夜も楽しめるので、京都に来たならぜひ訪れておきたい場所と言えます。
「京都西山竹あかり~幻想夜2024~」 期間:2024年11月9日(土)、16日(土)、17日(日)、22日(金)、23日(土)、24日(日)、29日(金)、30日(土) 時間:17:00~18:30 場所:楊谷寺 料金:大人2,000円/高校生以下無料 詳細:https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000332510.html |
鹿王院
▶ライトアップ

嵐山にある隠れた紅葉スポット「鹿王院」は、足利義満が自身の延命を願って建てたお寺です。
夜の特別拝観では、鹿王院の総門から参道、中門、そして客殿、本堂、舎利殿へと紅葉が広がる様子が圧巻!
また、境内には竹林もあるため、暗闇のなかスッと伸びる竹林がライトアップされた様子も見ることができます。嵐山を一か所に凝縮したように、絶景ポイントが多いことも見どころですよ。
11/17(日)と12/8(日)は、「嵯峨狂言プレミアムDAY」として狂言を楽しめる催しもあります。万が一そのイベントに行けなくとも、平日限定で狂言面を付けた役者が竹林や庭にサプライズで登場することもあるんだとか。
京都の伝統文化と自然に興味がある方は必見です。
「夜の特別拝観 2024」 期間:2024年11月15日(金)〜12月8日(日) ※各日150名様限定の事前予約制 時間:17:30~20:00(最終受付19:30) 場所:鹿王院 料金:3,000円 詳細:https://mzt3p.hp.peraichi.com/ チケット:https://select-type.com/rsv/?id=eEoklSe1Nwc&c_id=308075 |
大覚寺
▶ライトアップ

平安時代から1200年もの歴史をもつ大覚寺。生け花発祥の寺であり、「華と心経の寺」として今では数々のロケ地にも使われています。
大覚寺の西側にある「大沢池」は、周囲約1kmにもわたる日本最古の人工の林や泉水がある庭湖です。
紅葉の時期にはその大沢池が広範囲でライトアップされ、幻想的でありながらやわらかい印象の光に包まれます。
大覚寺ならではの風雅と紅葉、そして光の競演をお楽しみください。
「大沢池ライトアップ」 期間:2024年11月15日(金)~12月1日(日) 時間:17:30~20:30(最終受付20:00) 場所:大覚寺大沢池 料金:大人900円/小中高生500円 詳細:https://www.daikakuji.or.jp/event_season_autumn/ |
京都の紅葉観光に役立つTIPS!

京都の紅葉シーズンである11月以降は、日中と夜の寒暖差が大きくなります。
そのため、訪れるなら脱ぎ着しやすい上着があると便利です。特に、嵯峨野トロッコ列車のリッチ号に乗る場合は夜の寒空のなか滑走するため、かなり寒く感じます。
万が一、雨が降っても車内で傘はさせないため、レインコートなども準備しておきましょう。
また、京都は坂道や砂利道も多いので、スニーカーなどの歩きやすい靴が鉄則!
そして、混雑を避けるためには日中なら早朝、ライトアップを見るなら遅めの時間がおすすめです。
まとめ
今回は、京都の西部・洛西エリアのライトアップや特別公開がある紅葉スポットをピックアップしました!
京都市内では紅葉スポットが多いものの、ライトアップされる場所や限定公開される場所は意外と穴場スポットでもあります。
京都の豊かな自然や観光列車とのコラボレーションも楽しめる場所もたくさんあるので、ぜひ訪れてみてくださいね!
