「関西屈指のリゾート地」として、国内外から人気の兵庫県淡路島。
淡路島たまねぎやうずしおクルーズが有名ですが、日本で最初に生まれた島として神話の残る歴史的な魅力もあることを知っていますか?
「国生み神話」が残る淡路島には、伝説を伝える神社やスポットがたくさんあります。
なかでも、淡路島から少し離れた場所にある小さな島「沼島」では、おのころ島神社や沼島八幡神社が見どころです。
この記事では、「沼島八幡神社」の見どころやアクセス、そして周辺の観光スポットを紹介します!
沼島八幡神社とは
「沼島八幡神社」は、1436年に京都にある石清水八幡宮の分霊※を移され建てられた神社です。
そしてこの神社がある森は、古くから八大龍王様の森として大切に崇められてきました。本社には誉田別命が祀られ、戦いに打ち勝つ「武勇」の神様や豊漁を意味する海神、そして厄除けの神様として崇められています。
毎年5月3、4日に行われる春祭りはだんじり※が海に飛び込み、海上安全と豊漁を祈ります。当時の沼島水軍を思い起こさせるような賑わいを見せます。
また、沼島八幡神社では春祭りのほかにも秋季例大祭や、お米や海産物、野菜や果物などの実りを感謝する「新嘗祭」などのお祭りが催されています。公式Instagramに情報が更新されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
沼島八幡神社の見どころ
沼島八幡神社の見どころは、鳥居の手前の手水鉢にある上立神岩の形をした岩や勇ましい姿が美しくもある「神馬像」、そして社殿にある絵です。
沼島のシンボルともいえる上立神岩は、伊弉諾尊・伊弉冉尊の二柱の神様が婚姻を行った愛の証とも言われています。この岩から流れ出る水に触れるだけでも、夫婦円満や恋愛成就のご利益が期待できそうですね。
また、社殿には天井や壁にたくさん沼島の伝説や歴史を語る絵がかけられています。
国生みの話や伊弉諾尊・伊弉冉尊の神様の話のほか、船の上で進行方向を示す際に使われる「逆羅針盤」も見もの。
神域と言われる森に囲まれて、静かで荘厳な空気が流れているのを感じてください。
沼島八幡神社へのアクセス方法
淡路島の土生港から沼島汽船に乗り、沼島港へ向かいます。沼島港から沼島八幡神社までは徒歩5分で到着するのであっという間ですよ。
船は1日10本運航していますが、天候不良の場合は欠航になることもあります。
当日の運航状況はこちらのページで確認できるので、事前に確認してください。
沼島八幡神社 住所:兵庫県南あわじ市沼島2521 TEL:0799-57-0146 営業時間:参拝自由。9:00~16:00(受付) 定休日:記載無し HP:https://nushimahachiman.or.jp/ |
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